ヤクルト日本一貢献の助っ人 航行中の球団機機長室で動画撮影 連邦当局が事情聴取 本人は動画削除し謝罪 米報道

 95年にヤクルトの日本一に貢献し、現在はロッキーズで打撃コーチを務めるヘンスリー・ミューレン氏(56)が航行中の球団チャーター機のコックピットに座った動画をSNS上で投稿。操縦かんを握るふりをするなど、一連の行動が規則に違反するとして連邦航空局から事情聴取を受ける事態に発展している、と地元紙デンバーポスト電子版が19日(日本時間20日)伝えた。

 同コーチは球団機が本拠デンバーから遠征地のカナダ・トロントに向かっている途中に動画を撮影。SNS上には動画とともに「デンバーからトロントへの航行中にコックピットの中で楽しみました。この素晴らしい経験をさせてくれたユナイテッド航空の機長と副操縦士に感謝します」との文面を投稿した。

 しかし、巡航高度で自動操縦が作動している最中に部外者による操縦室の立ち入りは禁じられているため、航空会社が連邦航空局に報告。連邦規則に違反する疑いがあるとして捜査を開始したという。

 ロッキーズのブラック監督の話では、ミューレンコーチは球団と同航空へ謝罪。すでに動画は削除したと伝えた。

 同コーチは94年にロッテで、95、96年にヤクルトでプレー。95年には29本塁打、80打点をマークし、チームのリーグ優勝と日本一に貢献した。日本での3年間の通算成績は打率・246、77本塁打、216打点。

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