楽天 連敗ストップの今江監督が安ど「途中まで本当にしんどかった」 殊勲打の石原を称賛「一番成長を見せてくれている」

 8回、右越え適時二塁打を放つ石原(撮影・持木克友)
 9回をしっかり抑え石原(右)とタッチを交わす西垣(撮影・持木克友)
 3回、阿部の右前適時打で生還した浅村を出迎える今江監督(左から2人目)=撮影・持木克友
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 「西武2-8楽天」(20日、ベルーナドーム)

 楽天は接戦の展開で、終盤に一気にたたみかけて大勝。連敗を3で止めた。今江敏晃監督は「終わってみればですけどね。途中までは本当にしんどかった」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。

 7回まではしのぎ合いで2-2の同点。八回に石原が2点適時二塁打を放ち勝ち越すと、九回にも石原の適時二塁打などで一挙4点を奪い、突き放した。今江監督は「キャッチャーが打つとチーム的にも大きい。リードの面でもそうですし、一番成長を見せてくれている」と働きをたたえた。

 全員でつないだ1勝でもある。今季初先発の滝中は6回2失点とゲームメーク。指揮官は「粘りながらピッチングしてくれた」と評価。打線も1点を先制された直後の三回に、鈴木大と阿部の連続適時打で逆転するなど、流れを渡さなかった。「まだまだ眠っているやつがいっぱいいるので、みんなでカバーしながらやっていくしかない」。21日の一戦で今季初のカード勝ち越しを狙う。

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