広島・天谷、坪山奏子アナと結婚
広島・天谷宗一郎外野手(28)が結婚したことが27日、球団から発表された。お相手は広島ホームテレビの坪山奏子アナウンサー(28)で25日のクリスマスに婚姻届を提出した。すでに広島市内で同居しており、生涯の伴侶を得た天谷は「彼女のためにもレギュラーを獲る」と誓った。
年の瀬にビッグなカップルの誕生だ。天谷が才色兼備、広島ホームテレビの坪山奏子アナと結婚した。約1年前に知人の紹介で知り合い、同級生ということもあり意気投合。シーズン中も愛を育み続け、「覚えやすいから」と25日にクリスマス入籍した。
すでに広島市内で同居生活を開始。年末年始は福井、尾道と互いの実家を訪れる予定だ。
坪山アナは広島・尾道市出身。上智大を卒業し、10年4月に同社に入社した。主に地元のニュースなどを担当し、広島の人々にはおなじみの美人アナウンサーだ。多忙な仕事にも関わらず、家事も得意で何でもこなす、という。
この日、新妻とともにマツダスタジアムを訪れ、松田元(はじめ)オーナー(60)に結婚を報告した天谷は「すごく気遣いをしてくれるし、料理は何でもおいしい。けんかしたこともない。気持ちの面でも僕にはないものを持っている。優しい人。お互いが、これからの人生を支え合っていければ」と話した。
昨季は開幕3番に抜てきされながら、重圧から大不振に陥った。今季も復調とはいかず、打率・210、1本塁打、12打点に終わった。苦しむ天谷を精神的に支えたのは愛妻の存在だった。
丸、松山ら若手が台頭し、広瀬、赤松、岩本、新外国人のスタビノアと争う外野レギュラーの座はし烈。それでも愛妻のために負けるわけにはいかない。「僕1人の人生じゃなくなった。野球へ向かう姿勢も変わる。彼女のためにもレギュラーを獲らないといけない」と、天谷は固い決意だ。