巨人・小野を獲得…先発コマ不足解消へ
広島の青木高広投手(31)と巨人の小野淳平投手(26)のトレードが成立し、両球団から28日に発表された。広島は先発の前田健や野村、中継ぎの永川勝や新外国人のソコロビッチ、梅津らが故障で離脱。その穴を埋められる投手を探していた。
4年目の小野はリリーフだけでなく、先発でも11年にプロ初勝利をマーク。昨年は伸び悩み、今年も1軍での登板はないが、山内投手コーチは「先発も中継ぎも両方できるということだけど、まずは先発をしながらになると思う」と期待した。
小野は「(巨人では)先発や中継ぎをやっていたが、与えられてところで一生懸命やりたい。(原監督からは)自分らしさを忘れずにと言われた」と力強く語った。入団後は、ウエスタン・リーグで登板させ、状態を確認した上で1軍昇格を判断する方針だ。