永川勝「生涯カープ」FA権行使せず
今季、国内FA権を取得した広島の永川勝浩投手(32)が28日、残留交渉に臨み、FA権を行使せず残留することが決定的となった。
昨季1軍登板なしに終わった永川勝だが、今季は主にセットアッパーとして活躍。29試合に登板して3勝1敗、防御率2・04を記録。球団からは慰留され「生涯ここ(広島)でできれば一番いい。必要とされるのであればFAする必要はない」と、残留の意思を示した。
またFA権を保持し今季が3年契約の3年目となる石原慶幸捕手(34)も球団と残留交渉し「条件をもらったので持って帰って考える。(結論を)延ばしても仕方ないので」と早期決着の意向を明かした。FA権を保持する横山竜士投手(37)と倉義和捕手(38)も残留する意向だ。