丸が断酒&断炭水化物で長寿選手へ

 広島の丸佳浩外野手(25)が15日、長く現役を続けるための“秘策”を明かした。シーズン途中から断酒を始め、今オフは現在90キロの体重を維持するために食事制限も設けた。来季以降を見据え、体調管理を徹底していく。

 「昼以降は炭水化物を取らない。夜は野菜や鶏の胸肉を食べて、豆腐でタンパク質を取るようにしています」

 参考にしたのは実働24年の石井琢郎守備・走塁コーチや、同23年のOB・前田智徳氏。現役時代のストイックなトレーニングと徹底した自己管理を生で見てきた。「長くプレーするためには積み重ね。後悔はしたくない」。一流選手の背中に将来の自分を重ねた。

 この日は廿日市市の大野練習場で、鈴木誠と汗を流した。打撃練習ではバットの出し方や、ボールの待ち方などを積極的に助言しつつ、打撃マシンを打ち込んだ。「この世界、年齢は関係ない。持っているものはすごくたくさんある。生かすことができればすごく面白い」。鈴木誠への期待感が言葉と行動に表れた。

 1番打者を固定できなかった今季。ここに鈴木誠がはまれば、グッと優勝へ近づく。「僕も優勝したいので。少しでもチーム力が上がれば」と丸。24年ぶりのリーグ制覇に向けて、公私に妥協なき日々を送る。

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