大瀬良、会沢ら「侍ジャパン」選出
3月10、11日に行われる欧州代表との強化試合(東京ドーム)に出場する野球日本代表「侍ジャパン」のメンバーが16日、沖縄市内で発表され、広島からは大瀬良大地投手(23)が、会沢翼捕手(26)、菊池凉介内野手(24)、丸佳浩外野手(25)とともに選出された。
再び日の丸を背負う。大瀬良は「期待に応えられる投球をしたい」と目を輝かせた。一昨年11月以来の代表入り。前回は台湾で、台湾代表との強化試合に大学生ながら選出。第2戦に2番手で登板し、2回1安打無失点で勝利投手になった。
「(前回は)経験を積ませるために選んでもらった。今回は違う」。昨季は新人王を獲得。球界の未来を背負う投手の1人になった。日本に勝利をもたらす-。誇り高き代表戦士としての自覚は十分だ。
この日はブルペンで88球を投げ、日南での1次キャンプを打ち上げた。習得中の新球・スプリットも手応えがある。「充実したキャンプを過ごせた。試合に向けて準備したい」。若き右腕が、日本に歓喜をもたらす。