黒田 男気中4日!勝負所でフル回転だ
広島の黒田博樹投手(40)が6日、中4日の登板も辞さない構えであることを明かした。日本では主に中5日か中6日の登板間隔になるが、「チームが苦しい時に、(中4日で)行ってくれと言われたら、気持ちの準備はできています」と覚悟を示した。
7年のメジャー生活では、中4日での登板が主体だった。昨季も32試合の登板中、約半分の15試合が中4日でのマウンド。その経験を生かし、シーズン後半の勝負どころではフル回転する決意だ。
「どっちがいいとか、言っている立場じゃない。自分が合わさないといけない。チームが行ってくれと言う時に、僕は投げたい」
対外試合初登板となる8日・ヤクルトとのオープン戦へ向け、この日はブルペンで10球を投げた。4日にシート打撃に登板したが「入らなくてもよかったけど、傾斜の感覚に少しでも慣れるため」と説明。シーズンを見据えながら、着々と準備を進めている。
畝投手コーチは中4日での起用について「ヨーイドンでずらすことはないけど(勝負どころでは)行ってもらう、と伝えてある」と起用方針を語った。24年ぶりの優勝へ向けて、カギとなる8月、9月の正念場。チームの勝利のために、黒田はマウンドに上がる。