広島が連勝、マエケン今季初勝利!

自筆のイラストTシャツを着てガッツポーズする前田健太
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 「広島1-0巨人」(9日、マツダ)

 広島が連勝。開幕から2試合連続で白星がなかった前田が要所を締め、七回まで116球を投げ、6安打無失点で今季初勝利を挙げた。

 広島は初回、1番に起用された安部の右前打を起点に無死一、三塁とすると丸の二ゴロの間に1点を先制した。

 11日に満27歳の誕生日を迎える前田は降板後、今季の1勝目を確信し、Tシャツに得意のイラストを描いていた。ヒーローインタビューでは「気持ちいいです。巨人との3連戦では1戦目で大地(大瀬良)、2戦目で祐輔(野村)が気持ちの伝わるピッチングをしたので、先輩として負けられない、続けられるように投げました」と振り返った。

 前田はまた、聞き手のアナウンサーから最初に「11日に23歳になりますが」と間違えられ、「失礼しました。27歳に…」と訂正されると、「明後日(11日)で27歳となりますが、精神年齢は23歳で止まってますので大丈夫です。これからも『若手』として頑張ります」と気配りの答えを返した。

 インタビューの最後に自分で描いたイラストTシャツを披露した前田は、スタンドからの「おめでとう!」の大歓声に笑顔をはじかせながら、「マツダで勝ってヒーローになった時には、毎回描きたいと思います」と力強く宣言した。

 巨人は連敗。菅野が8回7安打1失点で完投したが、打線の援護がなく2敗目(1勝)喫した。

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