新井 甲子園でヒーローインタビュー

6回に適時打を放ちファンの声援に答える広島・新井貴浩=甲子園(撮影・棚橋慶太)
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 「阪神2-7広島」(11日、甲子園)

 広島の新井が1-1で迎えた六回、試合を決める勝ち越し二塁打を放った。古巣・阪神の本拠地、甲子園での一打、それも阪神ファンからも温かい声援を受けての活躍に、感無量の面持ちだった。

 無死一、二塁で打席に立つと初球、140キロの直球を狙った。打球は左翼手マートンの頭上を越える適時二塁打。塁上で両手を叩くと、三塁ベンチに向けて右手を突き出して、激しく喜びを表現した。

 以下、ヒーローインタビューでの一問一答。

 -6番・一塁で出場。

 「しっかりと自分のベストなプレーをしようと思って準備はしていました」

 -タイガースファンからも声援があった。

 「温かく迎えてくれて感謝しています。ありがとうございます」

 -第1、第2打席と内容は悪くなかった。

 「タイミングはまずまずしっかり取れていたので。3打席目チャンスでしたし、何とか返そうと打席に入りました」

 -黒田投手の熱投もあった。

 「黒田さんが粘って粘って頑張ったんで、ここでなんとか絶対返そうとバッターボックスに入りました」

 -最高の結果。

 「チームが勝ったのが最高です」

 -大きな甲子園での1本。

 「いいヒットをたくさん…。思い出の詰まった甲子園で打てて嬉しいですいい形になった。ピッチャー陣に負担のかかる試合が多かったので、今日の試合は良かったです」

 -3連勝。

 「明日の試合に集中して一つ一つ積み上げていきたいです」

 -カープファンへ。 「いつも、どこでも大声援をいただいて感謝しています。チームのためにもしっかりと頑張りたいと思います。ありがとうございます」

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