黒田が7回4安打無失点で5勝目
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「交流戦、広島2-1楽天」(5日、マツダ)
広島が逃げ切り、連敗を3で止めた。先発の黒田は7回を4安打無失点の好投で5勝目を挙げた。
断続的に雨が降るなど、悪条件の中でのマウンド。それでも百戦錬磨の大ベテランは、粘り強くアウトを重ねていった。
最大のピンチは六回。ボテボテの打球が、ぬかるんだ芝で止まる不運(記録は投手内野安打)などで、無死一、二塁のピンチを招いた。だが、ここで藤田を二ゴロ、4番中川を三ゴロに抑えた。
さらに2死満塁から、伊志嶺の一、二塁間への打球を、一塁・新井が横っ飛びで好捕。抜ければ2失点は確実だったが、間一髪で大ピンチを救った。
得点の援護はなかなかなかったが、バックの好守にも助けられながら112球。六回に鈴木誠の2点二塁打で先制し、勝利投手の権利を手にした。