日本野球機構（ＮＰＢ）は２６日、「マツダオールスターゲーム　２０１５」（７月１７日・東京ドーム、同１８日・マツダスタジアム）のファン投票の結果発表を行った。本拠地で第２戦が開催される広島からは先発部門の黒田博樹投手ら１２球団最多の５選手が選ばれた。

　黒田の会見一問一答は次のとおり。

　－ファン投票１位。

　「なにか不思議な感じがします。投票して頂いたファンの方々に、感謝の気持ちで一杯です。当然、ファン投票もそうですけど、今後もペナントレースでしっかりとしたピッチングを、続けていかないといけない気持ちが強いですね」

　－「不思議な感じ」とは。

　「年齢的にも４０歳になって、まさかファンの方々に選んでもらえるとは、思っていませんでした。オールスター自体、出たのは随分昔のことで。アメリカに行っている間は、見ることもなかなかできなかったので。また新鮮な気持ちで、参加できるのではないかなと思います」

　－球宴での理想は。

　「マツダスタジアムでも、２戦目が開催されるので。そういう意味で投げるチャンスがあれば、広島の方々に喜んでもらえるようなピッチングをしたい。できることなら、地元のマツダスタジアムで投げてみたい」

　－過去の思い出は。

　「昔過ぎて…。あまり記憶に残っていないんですが。８年振りなので、新たな気持ちでマウンドに上がって自分の中で良い思い出を作りたいです」

　－対戦してみたい打者は。

　「交流戦でたくさんパ・リーグの良いバッターと対戦しましたが、まだまだ対戦できていない打者もいるので。その選手たちと対戦してみたいですね。できるのは楽しみです。１人、名前を挙げるのは難しいですね」

　－たくさんの選手が、話を聞き来ることが予想される。

　「他の選手の力になれることがあれば、なってあげたいと思います。チャンスがあれば僕も、プラスになることがあると思いますし。力になることができればいいかな、と思いますね」

　－チームからは両リーグ最多の５選手が選出された。

　「今回のファンの方々の後押しを力に変えて、オールスターからチームの状態が、上向いていけば良いなと思っています」

　－改めてファンに向けて一言。

　「本当にたくさんの票を入れていただいて。オールスターだけじゃなく、ペナントに入っても、いい投球を続けていきたい」

　－直球勝負は。

　「そこまでストレートに力がないので（笑）。自分の持っているものを全て出して、自分らしいピッチングがしたいですね」