広島・黒田、節目の登板飾れず

 「広島0-5ヤクルト」(11日、マツダ)

 先発した広島・黒田が5回を7安打5失点で降板。今季8勝目を挙げることはできず、5敗目を喫した。

 初回2死から山田に遊撃内野安打を許し、二盗と石原の悪送球により2死三塁。畠山の遊撃内野安打で先制点を許した。黒田は「立ち上がりは2死からだったので、ちょっともったいなかったですね」と振り返った。

 二回には、先頭の大引に右越え3号ソロを浴び、追加点を許した。さらに2点ビハインドの五回は、2死から比屋根にバント安打を許し、盗塁と四球で2死一、二塁。山田にフルカウントから左越え25号3ランを浴びた。

 「完璧に打たれた」と振り返った勝負を分けた1球。「ゲーム展開上、3点目は相手投手を考えれば厳しい。その駆け引きは難しいが、1点を防ぎにいった中での5失点です」と淡々と振り返った。

 節目の日米通算500試合登板。白星で飾ることはできなかったが「いつも言っているように、数字は野球から離れてから、涼しいところでゆっくり考えます。いまはそれどころじゃない」とコメント。その上で次回登板に向けて「毎試合、いい時ばかりじゃない。反省と修正の繰り返し。目の前の1試合、1試合に集中していく」と雪辱を胸に秘めた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

カープ最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス