広島粘り実らず4連敗…0時21分の敗戦

 「広島3-4巨人」(21日、マツダ)

 総力戦の末に広島は4連敗を喫した。雨の影響で八回に2度、計1時間26分中断した。午後6時に試合が始まり、終了は日付が変わった午前0時21分。試合時間は4時間55分。死力を尽くした末の敗戦に、緒方監督は「チャンスで勝ちきれなかったので、こういう結果になった」とうつむいた。

 3-3の延長十一回だ。戸田が3四球で2死満塁とした。小林に対してカウント0-2と追い込みながらも、5球目の直球が高めに浮き中前にはじき返された。

 勝機は何度もあった。2度目の中断が開けた八回だ。新井の中前打と2四球で1死満塁の好機をつくった。だが、この日7番に下がった菊池が三ゴロ、続く会沢も中飛に倒れ無得点。延長十回も2死一、二塁として菊池が左前打を放ったが、二走赤松が本塁憤死。試合を決めることができなかった。

 長い長い戦いの末に、待っていた最悪の結果。18日から、最下位・中日を相手に3連敗を喫し、この日も敗れて借金は7に膨らんだ。緒方監督は「まだ(シーズンが)終わったわけではない。また巨人を相手に全員で戦っていきたい」と声を絞り出した。

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