カープ2軍 ホーム最終戦を飾れず

 「ウエスタン、広島3-4中日」(20日、由宇球場)

 広島はホーム最終戦を白星で飾ることはできなかった。ソフトバンクが阪神に勝利し、リーグ4連覇を果たした。

 0-2の四回に下水流のバックスクリーンへの14号ソロや美間の適時打などで3点を奪い一時、逆転に成功。だが3-2の六回に今季初登板した岩見が2失点し、そのまま逃げ切られた。7月まで首位を独走しながら終盤に失速。ソフトバンクに最大7・5ゲーム差をひっくり返された。高2軍監督は「優勝できなかったことは悔しい。でも目的は1軍に選手を上げること」と振り返った。

 敗れた中でも、ベテラン勢には大声援が送られた。栗原は四回に代打出場。広瀬、東出もその後、代打で打席に立った。いずれも安打こそなかったが、大きな拍手が続いた。

 チームは21日から由宇球場などで練習を行い、今季最終戦となる25~27日のウエスタン・ソフトバンク戦(雁の巣)に臨む。

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