前田健、大リーグ挑戦の強い思い訴える
広島の前田健太投手が24日、広島市内の球団事務所で球団幹部と話し合いの場に臨み、ポスティングシステムを利用した来季の大リーグ挑戦を訴えた。
前田は約1時間の会談を終え「自分の思いは伝えました。早めに伝えることができて良かった」と話した
前田は「(大リーグに)行きたい気持ちは消えるよりも強くなる一方だった。日本人投手はたくさんメジャーにいますが、思うような成績を残せなかったり、日本にいる時のような成績を残していない。だからこそ、行ってみたい」と、大リーグへの思いを口にした。
前田は13年オフから早期の大リーグ挑戦願望を表明。11勝9敗、防御率2・60に終わった昨年は「ファンの後押しを得られない」として見送られた。今季は15勝8敗、防御率2・09の好成績を残した。右腕が来季大リーグに挑戦するためには、球団側がポスティングシステムを利用した移籍を認める必要がある。球団側はこれまで、前田の意思を確認してから、慎重に検討を進める方針を掲げている。