マエケン「感謝の気持ちでいっぱい」

用具メーカーとの打ち合わせで笑顔がはじける広島・前田健太=大阪・ミズノ本社(撮影・飯室逸平)
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 ポスティングシステムを使った米大リーグ移籍を希望していた広島・前田健太投手が4日、球団の移籍容認に感謝の言葉を並べた。

 この日は大阪市内で、契約する用具メーカーの会議に出席。会見で「松田オーナーをはじめ鈴木球団本部長、球団関係者の皆さん、ファンの皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。鈴木さんからきのう連絡をもらいました。自分の意思というか、メジャー挑戦を後押ししてくれるという話だった。今は喜びというよりも感謝の気持ちでいっぱいです。決まるまでもだし、決まってからも不安はある。きちんと正式に決まるまではいろんな人と協力して過ごしていきたい」と語り、アダム・キャッツ氏とジョー・ウルフ氏を代理人にしたことを明かした。

 前田は13年オフの契約更改交渉で、将来的なメジャー挑戦を球団に伝えた。海外FA権取得は最短でも17年オフとなり、それまでの移籍には球団が選択権を持つポスティングシステムを利用する必要があった。昨年オフは認められず、今年は11月24日に球団と話し合いの場を持ち、あらためて移籍を申し入れていた。

 前田は今季、15勝8敗、防御率2・08の好成績。5年ぶりに最多勝、沢村賞に輝き、ベストナイン、ゴールデングラブ賞など多数のタイトルを獲得した。

 広島は来週中にも、日本野球機構(NPB)に申請する。

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