鯉新助っ投ヘーゲンズ 何でも屋宣言
広島の新外国人、ブレイディン・ヘーゲンズ投手(26)=前レイズ傘下3Aダーラム=が29日、広島市内の球団事務所で入団会見に臨み、先発、中継ぎを問わずフル回転する意気込みをみせた。
昨季から先発はエース・前田が抜けた。中継ぎはセットアッパーを務めた大瀬良が、今季は先発に復帰する。「チームからの指示に従って、どのポジションでも投げる。それが僕の役割。全力を尽くしたい」と言い切った。
最速153キロの直球に加え、カットボール、シンカー、チェンジアップを操る。昨季は3Aダーラムで14試合に登板し5勝5敗、防御率2・67。四球は1試合平均3個だった。安定した制球力は、どのポジションを務めても武器になる。
「積極的に攻めて、ゴロを打たせていきたい。チームとして高い目標を掲げたい。勝利に貢献して、優勝に向かっていく」。26歳と若く、球団は伸びしろにも期待を寄せる。“何でも屋”として日本で成功をつかみ取る。