新井「打ち込む」特打でいきなり3連発
「広島春季キャンプ」(6日、日南)
広島の新井貴浩内野手(39)がランチ特打で3連発を含む5本の柵越えを放った。うち1本は左翼席の歓迎ボードに直撃。推定120メートルの特大弾で状態の良さをうかがわせた。「打ち込む」第2クール。いきなり豪打解禁だ。
39歳の豪快な一発に、天福球場が沸きに沸いた。「軸でしっかり回る意識。中堅方向を意識して、逆方向を狙う。その中で打球が飛ぶのは、しっかり下半身を使えているからかな」と納得の表情だ。
全体練習後には約40分、室内練習場で特打を行った。第1クールは連日の坂道ダッシュなど、下半身の徹底強化が中心。今クール以降も特打を続けていく予定だ。「しっかり振り込んでいきたいね」。開幕に向けてベテランの調整に狂いはない。