大瀬良 乱調「しっくりこない…」
「広島春季キャンプ」(7日、日南)
広島・大瀬良大地投手(24)が、フリー打撃に初登板した。庄司と丸に計43球を投げ、ボール球は13球と乱調。安打性の当たりも10本浴びた。フォームが安定していないのが制球難の要因で、今後はフォーム固めを最優先する。
最速は138キロ止まりで制球力も欠いた。キャンプ初日のブルペンから「フォームがしっくりきていない」という。緒方監督はこの日の投球内容を踏まえ「調整方法を変える。(フォームの)バランスをもう一度、じっくり整えた方がいい」と話し、8日から練習方法の変更を示唆した。
先発に復帰する今季は、投手陣を担う存在として期待される。「上半身と下半身がマッチするようにしたい。修正方法はわかっている」と大瀬良。焦りはない。地道に投球のベースを構築していく。