野村闘志!いざOP戦“開幕投手”
「広島春季キャンプ」(19日、沖縄)
20日のオープン戦初戦・ヤクルト戦(浦添)に先発する広島・野村祐輔投手(26)が19日、沖縄県のコザしんきんスタジアムで、休日を返上してキャッチボールやランニングなどで最終調整を行った。
「いつでも行ける準備はやってきた。対外試合、気持ちも入ります」。オープン戦の“開幕投手”は静かに闘志を燃やした。日南1次キャンプでは、軸足にしっかりと体重を乗せ、左足の上げ幅を小さくした新フォームの習得に取り組んだ。100球を超える投げ込みも行い、順調に肩を仕上げた。最終日には打ち上げのあいさつを任されるなど、寄せられる期待は大きい。
相手は昨季のセ・リーグ覇者だ。「ペナントレースで戦うチームなんで、しっかり投げておきたい。結果を出してアピールする」。キャリアハイを今季の目標に掲げる右腕が、鯉投手陣の先陣を切る。