黒田、打球直撃のくるぶしは問題なし
左足に打球を受けた広島・黒田博樹投手(41)が7日、マツダスタで汗を流した。今季初の実戦登板となった6日、西武とのオープン戦で、メヒアの打球が左内くるぶしを直撃して途中降板。試合後、緒方孝市監督(47)らも「心配だな」と不安視していたが、一夜明けたこの日、右腕は問題なしを強調した。
笑顔でグラウンドに姿を見せるとキャッチボールや、軽めのダッシュなどで調整。その後は室内でトレーニングを行った。昨年同様に、普段通り登板翌日のルーティンを消化した。
「全然、大丈夫。これくらいでダメだったら、野球はできないですから。ピッチャーをやっていれば、これくらいのことは日常茶飯事ですよ」と話した上で、冗談も交えて説明。「急にあしたになって折れていたと言われたら、メンタル的にもやられるかもしれない」と笑いを誘った。
状態が確認できたことで、今後の調整、登板日程も予定通りに進める。レジェンド右腕が「全然、大丈夫だと思います」と話せば、キャッチボール相手を務めた畝投手コーチも「問題ない。大丈夫です」と説明していた。