中崎OP戦初S 17日連投テストも
「オープン戦、日本ハム1-3広島」(16日、鎌ヶ谷スタジアム)
頼もしい12球だった。威力十分の直球に加え、変化球もキレた。オープン戦初のセーブシチュエーションで見せた快投劇。広島の守護神・中崎が2三振を奪うなど、ピシャリと試合を締めた。
3-1の九回から登板。横尾を空振り三振に斬ると、続く飯山は遊ゴロ。最後は西川を見逃し三振だ。13年オフに右手人さし指と中指の血行障害の手術を受けたことで、寒さが残る春先は不安視される。だが「問題ない」と、抜群の安定感で首脳陣を安どさせた。
シーズンを想定し、17日の西武戦(西武プリンスドーム)で連投する可能性がある。「今季の最終回は(中崎に)締めてもらいましょう」と緒方監督。揺るぎない信頼のもと、中崎が最終調整に入る。