福井も2軍降格…横山、黒田に続き

4回DeNA2死二、三塁、倉本寿彦に2点適時打を打たれ降板する福井優也(手前右)の奥で、固い表情の広島・緒方孝市監督(中央)=マツダスタジアム(撮影・吉澤敬太)
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 「広島1-7DeNA」(8日、マツダスタジアム)

 広島の福井優也投手(28)が、4回持たず3回2/3を7安打5失点で2敗目。4月24日阪神戦で7回6失点、1日の中日戦は4回0/3を6失点と、3戦連続の背信投球で試合後に2軍再調整が決まった。

 初回に7球連続のボールから始まり、1死一、二塁でロペスに先制3ランを献上。四回には2死二、三塁から倉本に、右翼線へ2点適時二塁打を浴びて、ここで降板を告げられた。制球が定まらず、ここまで83球を要し、今季最短での降板となった。

 緒方監督は「きょうは入りから違う顔。どのボールを軸にして勝負するか見えなくなっている」と指摘。今季は先発投手のキャプテンに指名し、エース候補として期待していただけに「こういう結果が続いて本人もそうだろうが、我々としてもも非常に残念に思う」と肩を落とした。

 6日のDeNA戦に先発した横山は3回4安打4失点で降板。2軍落ちした。翌7日の同戦に先発した黒田は、右肩と首痛で故障離脱。福井も再調整と、先発5本柱で、DeNA3連戦に先発した3投手が、ローテを外れる緊急事態となった。

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