広島・黒田変化球試投 18日にも1軍
頸部(けいぶ)神経根症と右肩痛で8日に出場選手登録を抹消された広島・黒田博樹投手(41)が15日、マツダスタジアムに隣接する室内練習場で約4時間の練習を行った。
短いダッシュを終えると、60メートルの距離でキャッチボール。徐々に距離を縮め、投球間で捕手を立たせたまま、直球、カーブ、スライダー、カットボールをセットポジションから18球投げ込んだ。4日連続となる投球練習。故障後初めて、3種類の変化球の感覚を確認した。
投球を見守った菊地原3軍投手コーチは「徐々に力を入れて投げられるようになっている。問題はない」と経過は良好。18日のヤクルト戦(マツダ)から1軍復帰が可能となる。最短復帰に向け、調整を進めていく。