“巨人キラー”野村 中継ぎ負担減らす

 25日の巨人戦(マツダ)に先発する広島・野村祐輔投手(26)が23日、マツダスタジアムでの投手指名練習に参加。白星と中継ぎ陣の負担軽減を誓った。今季はすでに4勝の右腕。“巨人キラー”がチームに大きな推進力をもたらす!

 最高気温29度。照りつける日差しの下で、野村が心地良い汗をぬぐった。首位攻防戦を前にしても気負いはない。「粘り強い投球ができればいい。勝利に貢献したい」と自然体を強調した。

 巨人戦にはめっぽう強い。昨季は4戦3勝。今季も5月4日に勝利を手にした。チーム得点がセ・リーグ6球団でワーストとは言え、手ごわい打者がズラリと並ぶG打線。それでも「いつもとやることは変わりない」。その言葉が頼もしい。

 できるだけ長い回を投げることを命題に挙げた。過去3試合は回の途中で降板した。交流戦が終わるまで約1カ月、6連戦が続く。先発は週一度しか登板しない。中継ぎ陣の負担を減らすことも、自らの仕事だと考えている。

 打線が活発なだけに失点を最小限に食い止めれば勝利は自(おの)ずと近づく。「0点が一番だけど点を取られても次の点を与えないように。集中して一人一人を抑えていきたい」。ギュッと口を結んだ野村が、G倒への決意を新たにした。

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