緒方監督 7連勝も審判団に疑問呈す

 「広島4-2阪神」(24日、マツダスタジアム)

 広島が競り勝ち、7連勝を飾った。代打・新井貴浩内野手(39)の決勝2点三塁打に、緒方孝市監督(47)は「よく打ってくれた。本当に頼もしい。ベテランの一振りだった」と絶賛。勝利を喜んだが、一方で「勝った試合で言いたくはないが」と前置きし、審判団に疑問も呈した。

 振り返ったのは雨足が急激に強くなった九回。守護神の中崎がマウンドに立ち、先頭の中谷に遊撃内野安打を浴びた。激しい雨で視界が悪く、次打者の高山が初球を空振りした所で、緒方監督は雨脚の強さとコンディション不良を訴え、ベンチを出て審判団に中断を要望。直後に中断となり、約10分後に降雨コールドが宣告された。

 この判断に「止めにくいのも分かるが」と前置きした上で、「一言、言わせてもらうなら止める勇気も必要」とコメント。「一度、中断して再開するなら、何時になってもいいわけだから。抜け球が相手打者に当たって、ケガをするかもしれない。大事な選手がケガをされたら困る。止める勇気も必要」と、チームを預かる指揮官として選手を守り、最善となる判断を求めた。

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