広島が一挙4得点で逆転

3回広島1死満塁、菊池涼介は右線に勝ち越しの2点適時二塁打を放つ=マツダスタジアム(撮影・吉澤敬太)
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 「広島-ヤクルト」(29日、マツダスタジアム)

 前日28日まで10連勝して首位を独走する広島が、勢いそのままにヤクルト投手陣に襲いかかり、一挙4点を奪った。

 0-1の三回だ。先頭・松山の右前打を起点に1死満塁とすると、菊池がヤクルト2番手・徳山から逆転の右越え2点適時二塁打。さらに2死二、三塁からルナの中前2点適時打でリードを広げた。この日の先発は、日米通算200勝にあと2勝と迫っている黒田。「何とか黒田さんのために打ちました」と菊池。ルナは「2アウトだったのでヒットを打てばランナーがかえりやすいと思った。打線を意識して打席に入った」と汗をぬぐった。

 14日の西武戦(マツダスタジアム)で勝利して以降、快進撃が続く広島。前日28日のヤクルト戦(三次)でも勝利し、連勝は「10」に伸びた。この日も白星を手にすれば、1984年に球団記録となる12連勝をマークして以来、32年ぶりとなる11連勝となる。

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