広島新助っ人デラバー150キロ出た シート打撃登板で1回を無安打

 広島の新外国人、スティーブ・デラバー投手(32)=レッズ傘下3A=が17日、マツダスタジアムでシート打撃に登板した。田中、小窪ら4人を相手に17球。1回を無安打1四球に抑えた。直球の最速は早くも150キロ。メジャー球宴出場右腕の実力をのぞかせた。

 セットからの投球。田中を、全球ストレートで左飛に打ち取ると、続く船越には四球を与えた。だが、140キロ台後半を連発。続く磯村との対戦で150キロを計測した。195センチの長身から投げ下ろす150キロ超の直球と、スプリットが武器。「非常に意味のあるマウンドだった。全球種投げることができたし、それがよかった」と手応えを口にした。

 今季はメジャーで中継ぎとして登板7試合ながら、2013年にはオールスターに出場経験がある実力派。登板後には緒方監督や、球を受けた石原らと話し込む場面もあった。18日からは2軍に合流して、昇格に向けて状態を整えていく。

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