【黒田セレモニー一問一答】チームのために201勝目を目指して準備
「広島7-0阪神」(23日、マツダスタジアム)
広島・黒田博樹投手(41)が23日、マツダスタジアムで行われた阪神17回戦に先発し、7回5安打無失点の好投で今季7勝目を挙げ、日米通算200勝を達成した。メジャーで79勝、日本で121勝。日米通算での到達は2005年の野茂英雄以来2人目の快挙。試合後のセレモニーでは、ビジョンで足跡が紹介され、ファンの祝福を背にインタビューを受けた。
◇ ◇
-今の心境は。
「一番は、本当にホッとしています」
-200勝に王手をかけて3試合目。どんな思いだった。
「きょう、たくさんのファンの人が集まってくれて、きょう来ていただいたファンの人の前で何とか決めたいという思いでマウンドに上がっていました」
-1球ごとに大きな歓声があった。
「いつもファンの人の声援に背中を押されて、心が折れそうな時でもマウンドに行く気持ちを常に持たせてもらって、本当に感謝しています」
-7回無失点の好投だった。
「何とか勝たせてあげたいという気持ちが伝わってきて、若い選手が多いんですけど、選手に引っ張られて、きょう何とか勝つことができたと思います」
-マツダスタジアムでの達成。
「まさかこういう日を迎えられると思っていなかったので、本当にうれしく思っています」
-ウイニングボールはどうする。
「一応、持っておきます」
-日米200勝の意味は。
「自分自身でもあんまり実感がわかないというか、本当にそこまで勝ったのかなという感じですし、日本に限らず、アメリカのチームメートとか、いろんなサポートがあってここまで来られたと思っています」
-今後の目標は。
「チームのために201勝目を目指して準備して、大きな目標に向かってチーム全員で戦っていきたいと思っています」
-ファンに一言。
「最高のチームメートと、最高のファンの前で、最高の広島マツダスタジアムで、こうして節目の勝利を挙げられて、自分自身、感動しています。本当にありがとうございました」