緒方監督、序盤から執念采配 2発浴びた中村恭を二回途中で交代

2回阪神無死、原口文仁に同点ソロを打たれる広島・中村恭平=マツダスタジアム(撮影・吉澤敬太)
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 「広島-阪神」(24日、マツダスタジアム)

 広島の緒方孝市監督(47)が、序盤から執念采配でチームを鼓舞した。

 2連勝で迎えた一戦。阪神戦は9連勝中。先発の中村恭平投手(27)が二回、原口、新井にソロ本塁打を被弾。さらに2死一、三塁のピンチをつくったところで、早々と継投を選択した。九里を投入し、遊ゴロに抑えてピンチを脱した。

 6月30日のヤクルト戦(マツダ)以来、約1カ月ぶりの登板となった中村恭は、今季最短の1回2/3を4安打2失点で降板。連勝中にも手を緩めることなく、指揮官が勝利への執念をタクトで示した。

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