ジョンソン誤算4回KO 今季ワースト4失点&最短降板
「巨人-広島」(27日、京セラドーム大阪)
広島のクリス・ジョンソン投手(31)が、4回を投げて7安打で、今季ワースト4失点(自責3)&最短降板となった。首位攻防戦で序盤にKOされた。
初回からリズムに乗れなかった。先頭の長野に1ボールから2球目、真ん中に甘く入った138キロカットボールを狙われ、左翼スタンドまで運ばれた。来日2年目、巨人戦6試合、41イニング目で初の被弾。いきなり出鼻をくじかれた。
さらに動揺からか続く橋本の、投手前のゴロを捕球できずに失策で出塁を許す。2死三塁から、村田に中前適時打を喫して2失点。二回は無失点に抑えたが、三回は1死から坂本の右前打後、阿部に右翼越え2ランを浴びた。高めに浮いたカットボールを狙われた。
今季はここまで登板17試合で、6回以上を自責点3以内に抑えるクオリティー・スタートを記録していた。対戦成績は1勝1敗ながら、防御率0・53。得意としてきた巨人戦での乱調だった。五回、1死一、二塁の好機で打順が巡り、代打・小窪が告げられた。
小窪は中前打を放ち、続く1番・田中の二ゴロが併殺くずれとなる間に1点を返したが、菊池は右飛に倒れ、この回は1点どまりに終わった。