ヘーゲンズ来日初先発で5回1失点 先発不在のピンチ救った
「DeNA2-3広島」(14日、横浜スタジアム)
先発不在のピンチを助っ人が救った。来日初先発の広島・ヘーゲンズが5回3安打1失点。テンポのいい投球で試合を作り、カード勝ち越しに貢献。勝敗は付かなかったが69球で役目を果たし、次戦先発の可能性が高まった。
最大のピンチは同点で迎えた四回。先頭の梶谷に二塁打を浴び、無死二塁。だが続く筒香を一邪飛、ロペスを三ゴロに。最後は倉本を見逃し三振に斬った。芯を外す持ち前の投球に「全体的に満足だ。試合を作れたし、カーブを低めに制球できた」と自賛した。
緒方監督は今後の先発起用を示唆。今週は5試合のため「(21日のヤクルト戦は)九里との併用」と話し、「来週から6連戦が2週続くので、また考えたい」と説明した。エルドレッドとともに投打に助っ人の活躍が勝利の起因となった。