キクマルアベック連弾 強力すぎるカープ打線…巨人に引導渡す
「巨人3-7広島」(24日、東京ドーム)
“キクマル”コンビがアベック弾で巨人に引導を渡した。3点リードの八回だ。先頭の広島・菊池涼介内野手が2番手・戸根の初球を左中間へ自己最多の12号ソロ。続く丸佳浩外野手も左中間へ15号ソロを放ち、2者連続アーチで勝負を決めた。
「いい感じではなかったけど、悪い印象はない。反応したという感じ」と菊池。内角攻めの後に外角球を捉えた丸は「しっかり踏み込んで打てました」と満足そうだった。
六回の逆転劇では、同点とし、なお無死二塁で菊池が犠打を決めて勝ち越しのお膳立て。「1球で決めないと流れが変わるんで決められてよかった」とこちらは素直に喜んだ。その菊池が作った1死三塁の好機で勝ち越し二塁打を放った丸は「しっかりしたスイングができた」。“キクマル”が躍動すればチームは強い。