広島、サヨナラ勝ちでM9も4失点の九里は反省「申し訳ないです」

 「広島6-5DeNA」(1日、マツダスタジアム)

 広島が延長十回、丸の中前適時打でサヨナラ勝ちした。最大4点差を引っ繰り返して、優勝へのマジックは1桁の9とした。しかし先発の九里亜蓮投手(25)は、4回2/3を投げ5安打4失点(自責点1)で、反省の言葉を口にした。

 毎回走者を出しながら何とか踏ん張ってきたが、先制してもらった直後の五回に崩れた。2死走者なしから筒香と対し、右翼席に推定130メートルの特大38号ソロを浴びた。さらに遊撃・田中の失策後、梶谷にはこの日4つ目の四球。続く倉本に右前適時打を浴びて勝ち越しを許した。ここで交代を告げられたが、代わった一岡が3連打を浴びてこの回、計5失点となった。

 九里は「試合をつくることだけを考えて投げました。5回持たずチームにも中継ぎの投手にも迷惑を掛けてしまい、申し訳ないです。四回までは悪いなりに粘れましたが、五回の2死から筒香の本塁打と、その後、投げ切ることができず粘れなかったことが反省です」と振り返った。この日が25歳の誕生日だったが、自らの勝ち星で祝うことができなかった。

 畝投手コーチは今後の起用について「状態は前回よりも良くなっていた。(先発投手陣を)少し入れ替えて、次は中継ぎで考えている」と説明。配置転換し、ローテ再編を決めた。8月31日の同戦で首痛を訴えた福井に代わって、緊急的な先発で6回無失点と好投した薮田が、今後は先発に回る見込みだ。

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