新井が先制適時打で96打点 2011年以来の打点王も視界に
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「ヤクルト-広島」(4日、神宮球場)
広島が三回、新井貴浩内野手(39)の左前適時打で2点を先制した。
1死一塁から守備でスーパープレーもあった菊池が、右前打でチャンスメーク。丸の一ゴロで2死二、三塁で新井が打席に立った。1-1から3球目。見逃せばボール球、内角低めの変化球を狙った。打球が三遊間を抜けると、二走菊池も俊足を飛ばして本塁生還。一気に2点を先制だ。
「打ったのはシンカーかな。チャンスで回してくれたので、なんとかランナーをかえしたかった」
2試合ぶりの打点でリーグトップの96打点。2010年以来の100打点、11年以来の打点王を視界に捉えている。巨人がデーゲームで敗れたため、現在優勝マジックは1つ減って「5」。6日からの地元3連戦(中日戦)で決められるか。25年ぶりの優勝がいよいよ目前に迫っている。