マツダで決まれば…グラウンドで公開V会見 鯉党と喜びを分かち合う
広島は、6日からマツダスタジアムで中日3連戦に臨む。マジック「4」で迎える戦い。最短優勝は7日で、25年ぶりの優勝が本拠地で決まれば、優勝会見がグラウンドで行われることが5日、分かった。
四半世紀ぶりの栄冠。どんなときも球場を真っ赤に染め声援を送り続けてくれたファンに、少しでも恩返しする。野平真広報室長は「共同会見をグラウンドでする。喜んでもらえたら、うれしい」と話した。
最後に優勝した91年、ビールかけは旧広島市民球場のグラウンドで行われた。今回は天然芝への影響を考慮してグラウンド内では行われない。一般公開は予定されておらず、選手とファンが共に喜びを分かち合える別の機会はないかと球団内で検討が重ねられた。
日本ハムがリーグ優勝した09年と12年にファンの前で優勝会見を行った。だが、それはドーム球場だ。屋外球場での開催は天候にも左右されるため異例とも言える。小雨決行で、優勝監督インタビュー後にペナント授与などのセレモニーが行われ、その後に5人ほどの選手がマイクを握る予定だ。
どんなファンサービスにも劣らない公開インタビュー。ヒーローたちの歓喜の声が直接届けば、ファンの喜びがさらに膨らむことは間違いない。