広島 8月MVPの菊池「誠也も打っていた」
プロ野球のセ・パ両リーグは8日、8月度の「日本生命月間MVP賞」を発表した。
セ・リーグ打者部門で広島・菊池涼介内野手(25)が受賞した。14年6月以来2度目。8月の全25試合に出場し106打数38安打、打率・358。8月7日・巨人戦(マツダ)では、九回2死走者なしから起死回生の同点ソロを放ち、新井のサヨナラ打につなげた。
「誠也(鈴木)も打っていた。結果的にはチームに貢献できたかなと思います。まさか取れるとは思っていなかったので」と笑みを浮かべた。
チームは優勝マジックを「2」とし、25年ぶりの歓喜が目前に迫る。「いつも変わらずランナーを進める2番打者としての仕事を全うできればいいと思います。優勝が決まる試合まで緊張感をもって、気を抜かず一戦一戦戦っていきたいと思います」と目の前に試合に全力で臨む。