広島・緒方監督インタビュー全文 「選手は本当に頼もしい限り」
「巨人4-6広島」(10日、東京ドーム)
優勝へのマジックを1としていた広島が巨人に逆転勝ちし、25年ぶり7度目のリーグ優勝を果たした。胴上げで7度、宙に舞った緒方孝市監督(47)は試合後、グラウンドでの優勝監督インタビューで喜びをにじませた。以下はインタビューの全文。
◇ ◇
-おめでとうございます。
「ありがとうございます」
-7回、宙に舞いました。今、どんな気持ちですか。
「最高に気持ち良かったです。ありがとうございました」
-今日も逆転で決めましたね。
「そうですね。本当に今シーズン戦ってきた戦いが、今日もできました。本当に選手は頑張ってくれました」
-黒田投手は打席で11球、粘りました。どんな思いでご覧になっていましたか。
「黒田は今シーズン、体が万全でない中、しっかり開幕からローテーションを守ってくれて、今日もマウンドでそして打席で、闘志あふれるプレーで選手を引っ張ってくれました」
-そして鈴木誠選手の2打席連続ホームラン。今シーズンの成長、どう思われますか。
「神ってますね、やっぱり」
-ベテランと若手が素晴らしい仕事をした。
「選手は1試合1試合、力をつけて、本当に頼もしい限りです」
-監督自身も、去年は悔しい思いをした。今シーズンの戦いはあらためていかがですか。
「いえ、自分だけじゃないです。選手も本当に悔しい思いから、そこから今シーズン、戦いを、厳しい練習を乗り越えてやってきてくれた」
-今も選手が聞いています。あらためてどんな言葉をかけますか。
「本当に頑張ってくれた。ありがとう」
-カープファン、広島の街は25年待ちました。ファンに一言。
「広島の皆さん、そして全国のカープファンの皆さん、本当に長い間、お待たせ致しました。おめでとうございまーす!」
-今度は32年ぶりの日本一に向けての戦いです。
「しっかり残りシーズンを戦って、クライマックス(シリーズ)を勝ち上がって、日本一をつかみ取りましょう!」