菊池、涙の理由を「もらい泣き。黒田さんの涙だと思う」
「巨人4-6広島」(10日、東京ドーム)
優勝へのマジックを1としていた広島が巨人に逆転勝ちし、25年ぶり7度目のリーグ優勝を果たした。
試合後の共同会見に臨んだ菊池涼介内野手は「決まった瞬間は頭が真っ白になった」と喜びを隠せなかった。
マジック点灯後も、いつもと変わらない様子で試合に臨んでいたが、優勝の瞬間の心境を問われると「全然、訳が分からなくなって、みんなと抱き合った」と振り返った。
その目には涙も浮かんでいたが「黒田さんが泣いてたんで、もらい泣きして。これは黒田さんの涙だと思う」とちゃめっ気交じりに語った。
これまでを総括し「去年は、期待される中で何もできず、悔しい思いをした。今年はキャンプから徹底的に打撃練習をやった。難しい2番打者だった」と感想をもらした。その理由については「監督から、バントを少なくしてくぞと言われたりとか。我慢しないといけないこともあったし、考えて考えて、みんなのためにということでやってきた」と思いを吐露した。