広島カープ優勝祝賀会 大阪でも開催「今年は良かった」
広島が25年ぶりにリーグ優勝したことを受け、近畿広島県人会は16日、大阪市内でカープ優勝記念祝賀会を開催した。祝賀会では鏡開きが行われ、広島から取り寄せた銘酒が約1000人に振る舞われた。
大阪の鯉党たちの盛り上がりはとどまるところを知らず、多くのファンがカープ談義に花を咲かせた。ファン歴数十年という大阪在住の60代女性は「今年は楽しめた。しばらく(カープ熱が)冷めてたけど」と振り返る。「出だしが良くても沈んでいた。だけど今年は違った」とファン同士で語り合い「こんな行事があってうれしい」と大盛り上がり。ファン歴35年という西村紀之さんは「今年は良かった」「(お酒は)おいしかったし飲み過ぎた」と笑顔を見せた。
祝賀会を主催した、近畿広島県人会の藤本輝夫・副幹事長はファン同士の盛り上がりに「そこが狙いでしたからね」と明かす。1975年の初優勝時に道頓堀の橋の上で行い、以来優勝の度に行われてきた伝統の祝賀会。「(今年こそ開催できるかと)何回か話題になったけど優勝しなかったからね、25年間」と喜びの表情を見せた。