緒方監督 引退の倉&広瀬に感謝「若い選手教えてくれた」
広島の緒方孝市監督(47)が20日、引退を発表した、倉義和捕手(41)、広瀬純外野手(37)の2選手を惜別した。
長く選手、コーチ、そして監督として、共に戦ってきた2人のベテラン。「一緒に戦った選手がユニホームを脱ぐのはさみしいね。長く主力として頑張ってくれた。ただ、プロとして戦っていく上で、通らないといけない道なのかな、とも思う」と別れを惜しんだ。
ともに今季、ここまで1軍出場はないが、倉はコーチ兼任として、広瀬も2軍で後進の育成に尽力。指揮官は「倉はコーチとしても、広瀬はプレーしながら背中で若い選手に教えてきてくれた。感謝しているよ」とし、25年ぶり優勝の“功労者”としてねぎらった。
今後は近日中に引退会見を開く予定。倉は19年、広瀬は16年、長く低迷期を支えた2人が、静かにユニホームを脱ぐことになった。