中崎 セーブ王よりもCS突破最優先 「残り試合は競った試合で投げたい」
広島・中崎翔太投手(24)が20日、残り4試合は個人記録よりも、CS突破に向けたコンディション調整を最優先する考えを示した。
中崎は現在リーグ2位の34セーブを挙げており、1位の巨人・沢村に3差で、初のタイトル獲得も狙える位置にいる。それでも「最初から狙っていません。それよりも防御率をよくしたい。セーブは打者のように自分の力だけでどうこうなるモノじゃない。展開によるもので、意識していません」と関心を示さず。チームのために、守護神は真っすぐ前を見据えていた。
10月12日からのCSファイナルSへ。「残り試合は競った試合で投げたい。そういう場面で投げることが大事。CSにいい状態で入っていきたいです」。勝負の短期決戦に向けて、気を引き締めた。