鯉フィーバー止まらん!CSチケット15分で完売 球場ショップ売り上げ1日6千万円
広島の街は“大混乱”の1日となった。マツダスタジアムで10月12日から開催されるCSファイナルSの入場券が23日に発売開始され、即刻完売。球場グッズショップでも優勝記念グッズが発売され、過去最高に並ぶ売り上げを記録した。
午前10時の開店を前に球場周辺には、2000人を超える人が列を作った。販売されたのは記念ユニホームやタオルなど計8点。ステッカー5000枚は即日売り切れになるなど、午後4時の閉店までに約4500人が来場。前田智徳氏の引退試合となった2013年10月3日に並んで過去最高となる約6000万円の売り上げを記録した。
通常8台のレジを15台に増やしてフル稼働。大きな混乱はなかったが、球場関係者は「あり得ない」と驚きを隠さなかった。24、25日も全8種の商品は追加販売され、今後は県内の商業施設でも順次発売予定。今季最終戦となる29日の巨人戦に合わせ、東京ドーム周辺でも販売が検討されている。
また、午前11時から全国のコンビニ等でCSファイナルSの入場券が発売されたが、一部のコンビニでは発券システムがダウンし、約15分後には各日とも売り切れとなった。「これは想定以上でした」と関係者。25年ぶりリーグ優勝の反響を改めて数字で示す1日となった。