黒田、7回1失点の好投 10勝目の権利持って降板

 「広島-ヤクルト」(1日、マツダスタジアム)

 広島先発の黒田は、今季最終戦で7回を投げて、6安打1失点で降板した。初回に1点を失って以降は粘りの投球。六回に3点を取って逆転すると、2点のリードを守って降板。7年連続の2桁勝利の権利を持って、中継ぎにつないだ。

 前回、9月25日のヤクルト戦が降雨ノーゲームになったことで、中20日があいてのマウンド。初回、1死から上田に死球を与えると、二盗と雄平の左前打で1点を失った。二回にも2本の安打を許すなど、苦しい立ち上がりとなったが、尻上がりに調子を上げていく投球。五回以降は3イニング3者凡退に抑えて、役目を終えた。

 これで投球回数は日米通算3340回2/3に到達。通算3336回2/3で、歴代16位の工藤公康(現ソフトバンク監督)を抜いた。40歳以上での2年連続2桁勝利になれば、阪神・若林忠志、巨人・工藤公康に次いで史上3人目の快挙となる。

 七回の打席は、代打に今季限りで現役を引退する広瀬が告げられた。黒田は広瀬が打席に向かう前、ベンチで握手を交わして降板となった。

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