戦力外通告の中東「頭が真っ白…」 今後は未定

戦力外通告を受けた広島・中東直己(左)は、全体練習中のグラウンドを訪れ広島・菊池涼介から肩を抱かれる=マツダスタジアム(撮影・高部洋祐)
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 広島が3日、広島市内の球団事務所で久本祐一投手(37)、中東直己外野手(34)の2選手に、来季の契約を結ばないことを通告した。

 中東は2006年度の大学生・社会人ドラフト5巡目で広島に入団。堅実な外野守備に加えて代走や、3番手捕手としてもチームの屋台骨を支えたCSに出場した13年には、1週間に3度ヒーローインタビューを受けるなど、攻守に活躍が光った。

 「球団には10年間、お世話になったので。感謝の思いがすごく強いです」とした上で、突然の通告に困惑した様子も見せた。「正直、昨日の今日なので。頭が真っ白で。今後はまだ何も決まっていませんし、どうするかこれから考えていきたい」と続けた。

 今季の1軍出場はなく、プロ通算10年で315試合に出場。「野村前監督が第3の捕手という形で、プロで長く戦う道しるべを示してくれた」と10年間を振り返りながら、古巣となるチームにもエール。「プレーヤーとしてそういう年に、1軍にいられなかった悔しさ、さみしさはありますけど。それは自分の力がないから。先輩、後輩の優勝はうれしかったですしCS、日本一を勝ち抜いて、日本一になってもらいたいです」と力を込めた。

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