広島、中東と久本へ戦力外通告 今後未定の中東「感謝の気持ち」
広島は3日、広島市内の球団事務所で中東直己外野手(34)、久本祐一投手(37)に来季の契約を結ばないことを通告した。
中東は「10年間お世話になって、感謝の気持ちが強い。悔しさ、寂しさはあるけど、自分の力がないからこうなったので」と落ち着いた受け答えで、故郷・広島でのプロ生活を振り返った。
06年度大学・社会人ドラフト5巡目で広島に入団。守備固め、代走で存在感を示し、第3捕手としてもチームを支えた。だが、今季は1軍昇格がなく、25年ぶりの優勝の輪に加われなかった。今後については「今のところは何も(考えて)ない」。現役続行を目指すのか、別の道へ進むのか。気持ちを整理して、進路を決める。