腰痛の中崎にCS黄信号 球速145キロ止まり…紅白戦で“追試”
「練習試合、広島10-2JR西日本」(6日、マツダスタジアム)
右腰痛からの復帰を目指す広島・中崎翔太投手(24)が、負傷後初の実戦に登板した。最速は145キロ止まりで、1回2安打1失点。CSファイナルSでのベンチ入りに黄信号がともった。
負傷後2度のブルペン入りを経て、9月14日・阪神戦以来22日ぶりの実戦に復帰。九回に登板すると、四球と2安打で失点した。
中崎は「8割ぐらいで投げられている。腰は問題ない。怖さもない。順調に来ている」と前向きだった。
だが、畝投手コーチの評価は違った。「スピードとキレがない。今日のボールの状態ではCSの登板は厳しい」。8日以降に予定される紅白戦で“追試”を受けて、最終判断を下すことになった。