緒方監督、DeNAとのファイナルSへ「やってきた野球をやるだけ」
広島のCSファイナルS(12日開幕、マツダスタジアム)の相手が10日、DeNAに決まった。緒方孝市監督(47)はレギュラーシーズン同様、変わらず自然体で戦うことを強調。再び頂点を目指す戦いが始まる。
25年ぶりのリーグ制覇を果たし、球団史上初めて本拠地でCSファイナルSを戦う。相手は本塁打、打点の2冠を獲得した筒香を擁するDeNAだ。緒方監督は「対戦相手がどこであろうが、自分たちのやってきた野球をやるだけ。ホームでたくさんの人が声援を送ってくれる。それを力に変えて頑張りたい」と、ファンとともに戦うことを誓った。
この日、マツダスタジアムでナイターでの全体練習が行われた。新井貴浩内野手(39)は「DeNAも初のCSでファーストSを突破して勢いに乗っていると思う。かといって相手は相手なので、自分たちのやってきたことをしっかり準備してやるだけ」と指揮官と同じ思いを口にした。