岡田で日本Sじゃ!地元で3戦全勝、任せろCS初登板
「セCSファイナル・第3戦、広島0-3DeNA」(14日、マツダスタジアム)
広島の岡田明丈投手(22)が14日、マツダスタジアムで15日の先発に向けて調整。強めのキャッチボールやダッシュなどで汗を流した。25年ぶりの日本シリーズ進出をかけたCSファイナルS第4戦での先発が予想されるルーキーが、平常心で決戦に臨む。
「力が入ると思いますが、いつも通り冷静にシーズンと同じような感じでいければいいと思います。悪い流れを止められるような投球をして、自分で決めたい」。アドバンテージを含めDeNAに3勝1敗。託された大一番。右腕に気負いはない。
レギュラーシーズン最終登板となった9月15日の巨人戦(マツダ)では5回無失点で4勝目をマーク。安定感のある投球を見せたことで、CSファイナルSでの先発ローテの座をつかんだ。
この日はロッカールームでジョンソン、野村らと試合を観戦。レギュラーシーズンとは違う異様な雰囲気を感じ取ったが、「ホームなのでファンの声援がすごい。それを力に変えて頑張りたいです」と力を込めた。
DeNAとの対戦成績は4試合で0勝2敗、防御率4・19と相性はよくない。それでも本拠地での登板は今季9試合で3勝0敗と負けなしだ。大声援を味方に岡田が、歓喜の瞬間をたぐり寄せる。